音声編集備忘録
倍速にする
使用ソフト:Audacity
慣れているSoundEngineで処理しようと考えたが、SoundEngineでは音程(ピッチ)を維持したまま再生速度が変えられなかった。再生速度バーを1.5倍速に設定して「適用して保存」すると音程が高くなってしまう。一応この問題の対策として音程タブから時間伸縮を66.6%にして実行>保存する方法もあるが、これだと音声が二重に聞こえてしまいしっくりこなかった。音程タブ内のいくつかの項目をいじれば調整可能のようだが、大量のファイルを1つずつ調整する気にはなれない。
そこで見つけたのがAudacity。SoundEngineに比べて機能や操作性に劣るものの、音程を維持したまま再生速度が簡単に変更できた。
- 処理対象の音声ファイルをD&D。
- エフェクト>テンポの変更>ピッチを変えずにテンポの変更>伸縮率を入力してOK
- ファイル>オーディオの書き出し
mp3書き出しの場合、lame_enc.dllにパスを通せと言われた。SoundEngineで使用しているLAMEはバージョンが古かったので、「ダウンロード」を選択。
ダウンロードとインストール方法が記載されたページにジャンプした。以下に囲ったリンクからWin版のインストールページにジャンプ。
このページから更にダウンロードページに飛びんでzip版をダウンロード。以下に囲った通り、ProgramFile(x86)内にLame for Audacityなるフォルダを作ってダウンロードしたLAMEを設置。Audacityからパスを通すことで(前画面のブラウズ)、mp3書き出しできた。
ちなみにダウンロードしたLAMEは以下。
Audacityで複数ファイルを同時編集する
録音した音声で複数のファイルに対して①再生速度を66.7%に ②最後の1秒を削除を実施したいとする。ここでは3つのファイルに対して操作を行った際の備忘録を記載。
ここで再生速度を66.7%に変更すると、全てのファイルに対して処理がなされる。
選択ツールで最後の1秒を選択。ここは下部の「長さ」情報を見ながら調整すれば良い。これを各ファイルに対して実行する(以下では3番目のファイルを処理している)。
いずれかのファイルを選択し、選択したオーディオの書き出しを実行する。